Tuesday 18 January 2011

"Twitter革命”命名に賛成。

Je suis d'accord d'appeler cette emeute 'Twitter Revolution'

今回の政変動乱が「ツイッター革命」とか「インターネット革命」といわれていることに、賛否両論あるそうですが、私はある程度頷いています。

4年前、もちろん集会が禁止されており、デモは、在ったはあったが、リーダーが直ぐに取り押さえられるので、デモと言ってもとてもおとなしいデモでした。その頃、フェースブックは今ほどは普及してなかったし、ツイッターはまだ存在してなかったから、デモの為のシンジケート作りがをうまく機能しなかったのではと想像します。今回はツイッターが大きく役立ったのではないかと思ってます。

当時、既にインターネット自体は意外に普及してました。どちらかと言うと生活が苦しい方のお宅(それが中流かもしれない)にお邪魔した時、部屋の中にはデスクトップPCが鎮座していました。3~4万円くらいで入手したといいます。また、インターネットカフェも、チュニス市内に数件ありました。
しかしながら、メールの検閲は、今思えば確実にあったということです!私も送られたはずのメールが届かないこと、ありましたから(→参照拙ブログ:メールが届かない@チュニジア2006)。 

このたびの新政権の組閣においては、その元凶、悪名高き(とFrance2が言っている)「情報省」が廃止されるとのこと。
なるほど、やっぱり情報省がワルサをしてたということなんですね!
検閲で引き出したメールを元に戻さず、そのまま勝手に捨ててしまってたんですね。戻す作業を単に手抜きしただけなのか・・・それとも、面倒になるほど激しく検閲してたのか・・・。

当時は、短期間のあいだに、先輩たちからこの国についての噂を教えてもらい、こんな普通人の私がこういう警察国家にいるなんて、「これはホントゥ?」かと。。。表立っては何も起こらない、地中海沿岸部らしいのんびりした日々の中、自身の持てる想像力を駆使しても当初はいろいろなことが理解できずにいました。が、一方、徐々に生活の中に様々な疑問が溜まって行きました。人々の暮らしぶりや表情の中に矛盾がありましたから。

しかしようやく、今になって、大きな衝撃とともに全てが現実味を帯びて来るのです。
ある出来事がきっかけで、急に目覚めた、ようやく自身の懐へ入ってきた、ってことありますよね?そう、まるで「目からうろこ」のごとくです。(それとも私が鈍感だったのか?)
チュニジアは、帰国後の私に尚いろいろな謎を残し、その中途半端さが尾を引く、すごく気になる国なのです。

ところで、この動乱の行方は全く見通しが立たないという状況なのだそうです。(毎日新聞の記事より

チュニジア:「過激主義が復活」…イスラム台頭に欧米警戒【チュニス和田浩明】

~ベンアリ政権はチュニジアでのイスラム主義台頭を警戒して徹底した弾圧を行い、多数のイスラム指導者が国外追放された。民主化を求める欧米諸国も、イスラム主義の台頭を懸念し、ベンアリ政権によるイスラム主義者への弾圧を事実上、黙認してきた~(一部抜粋)
日本のメディアも「しっかり」言ってますね!(毎日新聞エライ)
外交が重要。
だから今チュニジアの組閣で、外務大臣のポジションの取り合いもあって、もめているんですね。
いろいろ勉強になりました。
陰ながら、私もチュニジアの明るい未来をお祈りいたします。

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