Wednesday 19 January 2011

欧米諸国「黙認」で奢れたベン・アリ

Ben Ali a devenu arrogant car les peys voisins occidentaux  ignoraient   

「奢れるものは久しからず」
というのが、チュニジアで事業に関わる、ある日本人エキスパートの感じるところ、らしい。

欧米周辺諸国は、イスラム主義の台頭を懸念し、ベン・アリに任せていた(黙認していた)というのを良いことに(下記、毎日新聞記事のとおりです)、彼が弾圧行為や汚職をエスカレートさせて行ったという見方もできるのでしょうか。

大統領自らによる汚職は報道の通りで、国の私物化は目に余るものがあったとのこと。
そして、もうひとつ気になるのが弾圧行為。それにはチュニジアの外交関係に何か関わりのある部分も?
他の地中海沿岸のイスラム諸国についても同様、外交関係が気になります。エジプトやアルジェリア,、モーリタニアでも焼身自殺が続いているとのこと(聞こえてこないけどモロッコも?)。国は違えど同じ一市民レベルとして悲しいニュースです。

私はチュニジアでは、現地の人のものの感じ方や行動が理解できないことも正直ありましたが、それでもやはり一時でも同じ空気を吸ってご一緒し、お世話になったことで、思い入れというか「共感」のようなものがいつの間にか私の中にも芽生えていたという事、今になって気付かされます。遠い国の事ではなく、ほんのお隣のことのように感じるのです。
しかしそれ以上に、「市民による革命」という一面からも、身近に感じさせられるのだとも思います。

しかし、奢れていた割にはベン・アリ大統領の逃げ足の早さには、ある意味舌を巻きました。
もう少しでも逃げ遅れていれば、ルーマニアのチャウシェスク夫妻のようになっていたのか?

毎日新聞の記事より

チュニジア:「過激主義が復活」…イスラム台頭に欧米警戒【チュニス和田浩明】

~ベンアリ政権はチュニジアでのイスラム主義台頭を警戒して徹底した弾圧を行い、多数のイスラム指導者が国外追放された。民主化を求める欧米諸国も、イスラム主義の台頭を懸念し、ベンアリ政権によるイスラム主義者への弾圧を事実上、黙認してきた~(一部抜粋)
前回書いた内容とダブりますが、今日もしつこく載せてみました。

Ethieは明日、フランス語のクラスがあります、チュニジアはフランス語圏なので(第2公用語)この際いろいろ発表しなきゃ。これは、私の独壇場になるのかしら?ちゃんと意見が言えるよう、頑張ります。
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